こんばんは。
英語ペラペラ、キャリアウーマンです。←言いたかっただけ。
突然ですが、こんな売り文句の英語教材やプログラムに惹かれますか?
「今まで挫折ばかり繰り返してきたあなた、英語ってこんな簡単だったんだ!と思うほどすぐ効果が出ます」
「勉強している人は今すぐやめてください、これがあればペラペラに。」
「英会話教材の革命!勉強しなくても英語が喋れるようになる!」
などなど、とーっても魅力的ですよね。
英会話、簡単にできるようになったら嬉しいですもんね。
値段が高いってことは、効果があるってこととも、思いがちですよね!?
でもね、よく考えてみてください。
能力がお金で買えると思いますか?
今日は英会話習得でどこにお金をかけるべきかのお話です。
その気になればタダでもできる英語の勉強
このブログでもいくつかご紹介している英語学習法は基本的にお金がかからないものばかり。
単語を覚えるのは雑誌や英字新聞の記事切り取りでできるし
発音の練習のFoniexだって、無料動画サイトのYoutubeなどからみて実践することができます。
シャドーイングの練習では動画配信サイトHulu
をご紹介しましたが、
こちらのように無料動画で学ぶこともできます↓
名作映画等で学ぶ実践英語・英会話【無料独学・英語学習動画サイト】
こちらのサイトもとてもよく作られていて、独学で英会話を学びたい方、ぜひ参考にされるといいと思います。
ひつじも学ばさせていただいています。
ただ、映画で学ぶメリットは、自分の好きな映画などから学ぶことができるということです。
みていて楽しいものの方が勉強意欲が湧きますよね?
なので、無料でもできますが、Hulu
などの有料サイトであれば自分の好きな映画で学ぶことができ、それは効率アップにつながるので有効なお金の使い方だと思います。
英語学習においてお金で買えるものと買えないもの
ここで整理してみましょう。
英会話学習に限らず、世の中にあるものはお金で買えるものと買えないもの(替えられないもの含め)がありますよね。
それを英会話学習で遭遇しそうなシーンを想定してリストアップしてみました。
お金で買えるもの
- 時間
- 知識を増やすのを助けてくれる教材
- 人脈
- 勉強道具
- 知識そのもの
- 結果
お金で買えないもの
- 能力
- 人との絆
- 労力
- 努力
- 結果
「結果」という項目が被っていますが、結果の種類によってはお金で買えるものがあります。
ですが、努力の末の結果はお金では買えません。人にお金で勝つか、努力で勝つか。また、自分に勝つという結果にはお金は使えません。
また、時間とお金には反比例の関係が成り立ちます。
お金をかけたぶんだけ、時間は短縮できる場合があるからです。
そして注目は喉から手が出るほど欲しい「能力」。英会話ができるようになる、という能力ですね。
最近、この能力が手に入るかのような売り文句の教材が多い気がしています。
でも、「能力」はお金では買えないということを覚えておきましょうね。
見極める目が重要
あなたがもしも最短で英会話の能力を取得するために時間を買いたいのであれば、教材や道具にお金をかけるといいでしょう。
でも、その時に誤って「能力が買えます」を謳い文句にしている「簡単」「楽に」の文字に飛びついてはいけません。
英会話は最終的にあなたが労力と努力を尽くし、脳に汗をかいて習得するという本質に変わりはないのです。
そこを見失うと時間もお金もロスしかねません。
良い教材でも合わない教材もある
教材としてしっかり作り込まれているものでも、人と勉強には相性があります。
自分にあった教材に出会えれば英会話の上達に拍車がかかりますが、合わない教材との不毛な付き合いスパイラルに陥ってしまうと「自分には英会話習得は無理なのかも・・・」という考えに陥ってしまう可能性もあります。
自分にあった教材とは
教材を選ぶコツは、まずは当たり前ですが購入前にどのような教材なのか販売ページをしっかり読みましょう。
もしサンプルやお試しがあれば申し込んでみるといいでしょう。
また、ネットを検索すれば口コミなどもみれる便利な時代です。
情報をたくさん取り寄せないと不安であればそういったものも見てみたらいいかもしれませんが、
その被験者は自分とは違うタイプかもしれず、その人がどんな人かはネットで知ることはできないので、ネットの口コミを鵜呑みにするのはあまりオススメしません。
情報として一番重要視すべきは、「教材創作者の人柄やメッセージが出ているかどうか」にあります。
教材とはいえ人が作っているものです。作り手の想いが形になったものです。
創作者の生い立ちや体験に共感できるか。言っていることに納得できるか。
例えば似た経験や生い立ち、境遇の人が作った教材は、往々にして自分にあっていることが多いです。
教材の良し悪し、相性を判断するのにはこの創作者からのメッセージが一番重要なポイントと言えます。
逆に作者の顔やメッセージ性が見えてこない教材はインチキ臭いな、とひつじは思います。
「お金さえ儲かればいい」
悲しいことですが、英語を肴にしたこのような儲け方をしようとする人は世の中に確実にいるのです。
必ずあなたにもできる
とんでもないセレブでもない限り、世界の人々の人脈や、知識をお金でかいまくることは難しく、仕事と両立しながら少し投資をして勉強をするという人の方が多いでしょう。
あなたもそうではありませんか?
もし、効率を重視するなら大切なことは「薄っぺらい謳い文句に惑わされず自分に必要なものを見極める」ということ。
自分にはどんな勉強法があっているのかな?と考えるのは自分を見つめ直すことでもあり、英会話に限らず様々なシーンで自分を磨いてくれる視点です。ぜひ、考えてみてくださいね。
1.気になる教材を見つけたら「その教材の売りがお金で買えるものか」チェックしよう
2.創作者の人柄やメッセージ性が形になったものか、それに共感できるかチェックしよう
コメント
こんにちは。
すごくわかりやすくて、説明も丁寧にされているので、
どんやって英語教材を選んでいけばいいのか、なるほど~
って納得しました。
ひつじさん、発音もやっぱりプロですね。
ザビエ門さん
コメントありがとうございます!
記事、参考になったようで嬉しいです!本当に世の中の教材はたくさんありすぎて選ぶのが難しいですよね。
発音は実は正解はないのでプロと言っていいかどうかはわかりません。
日本語だって北海道から沖縄まで訛りがありますよね。
私のはJapanese EnglishとAussie Englishに加えて独学習得したAmericanが混ざっているのでカオスな英語だと思います(笑)